My journey with PLATINUM ÉGOÏSTE to becoming known as “This is Ricky’s scent.”〜「リッキーの香り」の物語〜

どうも、Rikiya The Powerです。今回は、愛用している香水についてお届けする。

タイトルの通り、僕が愛用している香水はCHANELの”PLATINUM ÉGOÏSTE“(和名:エゴイスト プラチナム)だ。10年近く共に歩んできた相棒との、出会いの物語さ。

※リンクは「もしもアフィリエイト」から引っ張ってきている。楽天での商品タイトルが表示されてるけど、AmazonのボタンをクリックすればAmazonのページが開くので、ご安心を!

We met about a decade ago〜出会いは約10年前〜

時は、僕が某国立大学を目指して浪人生活をしていた頃。有名私立大学のK Universityに通う同い年の友人Y君がいた。彼に恋人ができたらしい。で、「クリスマスプレゼントを買いたいから一緒に着いてきてくれ」と頼まれたのであった。それまでにも、彼の新しい服を買うときなど、お買い物に付き添ったことはある。ただ、流石はK Universityのお金持ち。行き先はユニクロでもなければジーンズメイトでもない笑。LOUIS VITTONやGUCCIの様な有名ブランドはもちろん、当時は聞いたこともなかった様な高級オシャレブランドであった。当時20歳だったか。初めて「そういうお店」に連れて行かれたときは、どんな表情をしたら良いか分からない様な感じで、ソワソワしていたことを覚えている。

で、Y君がプレゼント選びに向かった場所は、ワンランク上のオシャレピーポーが集う街…その名も”表参道”であった。この時も「場違い感スゲー」と思ったことは間違いない笑。「表参道のCHANEL」…付き添いとは言え、なんとオシャレな響きだったことか。僕が初めて入店したCHANELだけども、ここで僕は、運命的な出会いを果たすことになる。

Becoming a man who suits this fragrance〜この香りが似合う男になる〜

友人Y君は慣れた様子で、販売員の別品なお姉様に相談しながら、プレゼントを選び始める。ちょっとソワソワしながら店内を見回す僕に、これまた別品な販売員さんが話しかけてくださった。
販:「お連れ様ですね?普段からこういうお店でお買い物なさるんですか?」
僕:「いえいえ、今日は彼の付き添いで初めて来ました笑(普段から来れる訳ないじゃないですか泣)」
販:「そうなんですか!落ち着いたご様子なので、慣れていらっしゃるのかと思いました!」
僕:「そう見えましたか!実際は緊張で震えてます笑(ホントに挙動不審だったと思う泣)」

で、当時の僕は「オシャレをする」と言っても誰でも手が出せる物しか知らないので、知ってる香水といってもサ○ライとか安いブ○ガリくらいのものであった。だから興味本意で聞いてみたのさ。
僕:「CHANELでも、香水を扱ってるんですよね?」

販:「もちろん、当店でもお取り扱いございます。男性用の人気商品をご用意しますね。」
僕:「男性ものもあるんですね!?(CHANELは女性用のブランドだと思ってた笑)」

で、その別品販売員さんは、3種類の香水を用意してくださった。王道の”ÉGOÏSTE”, “BLEU DE CHANEL”, “PLATINUM ÉGOÏSTE”だ。どの香りも、「おおお…良い男の匂いがするぅ〜!!」と思ったのだが、エゴイスト プラチナムをかいだ瞬間、恋に落ちた時と同じ音がしてしまったのよ。
僕:「いや素晴らしい!これは1発で惚れました笑。」
販:「ホントですか!それ、私も好きなんですよ!」
いや、相手はプロだ。合わせてくれただけかもしれんよ?16,000円以上するものなんて、週4くらい短時間のコンビニバイトしかしてなかった浪人生の僕には、簡単に手が出ない超高級品だったさ。
でも、お姉さんのトドメの言葉にまんまとやられたんだよね。「この香りが似合う男性は素敵ですよね〜。お客様にもお似合いだと思いますよ!」
しかし同時に、心の中のRickyがつぶやく。「いやいやお姉さんそうは問屋が卸さないぜぇ。なんせ今買えないんだからなぁ!それにこんな香りを纏う男がダサかったら僕だってガッカリするわ!(超絶早口)」。

そうこう言ってる内にY君の用事が済んだので、僕は最後にこう告げた。「今の僕は、しがない浪人生です。お恥ずかしながら持ち合わせもありません。でもいつか、絶対この香りが似合う男になります。」その翌月、僕は泣けなしの給与で”PLATINUM ÉGOÏSTE”を購入した。そのまま開封せず、お守りの様に部屋に置いたまま、時が過ぎたのであった。

終わりを迎えた浪人生活。”受付のRickyさん”になった僕

浪人生活に幕を降ろし、初めてスーツを着て働いた職場は、神奈川県横浜市内にある、資格を取得するための大手予備校だった。受付事務として半年くらい経った頃か。仕事にも慣れてきて、年の近い受講生たちとも仲良くなってきた。仕事以外の時間は、僕も公認会計士の勉強に励んでいた。そこでは一流の、世間じゃ「先生」と呼ばれる立場の方々と関わることになる。また、受講生のほとんどが友人Y君と同じK Universityに通う、お育ちの良いお金持ちが多かった。何はともあれ、「何も持たぬ高卒」のまま社会に出てしまったことに、ほんの少し引け目を感じていた僕。肩書きや学歴に負けない自信が欲しかった。そんなとき、新品未開封のまま部屋置いてあった”PLATINUM ÉGOÏSTE”に目が行く。特に深く考えず、おもむろに開封し、一振りしてみたのさ。「あぁ…良い香りだ…。」なんだか、心の底からやる気がみなぎってきた。

翌日、ちょっと緊張しながら香水を纏って出社する。特徴的な香りに気づいた皆が、口々に「なんか良い香りがする!」と言い出すまで数分。拠点長には秒でいじられた笑。しかし、ある受講生の女の子が受付に来て言った。「えっ!エゴイスト プラチナムじゃん!これRIcky!?めっちゃセンス良いね!」今思えば、彼女は当時19歳の学生なわけで、「なんでその年で分かるんだよ!」なんだが笑。「生きてきた環境が違えば常識も違う」のである。ただ、その子のおかげでちょっと自信がついたのは間違いない。調子付いた僕は、翌日からは遠慮なく一振りして出社する様になった。それから、仲良くなった受講生の多くがことごとく褒めてくれたり、「あぁ、この香りがするとリッキーさんがいるって感じだわ〜!」「今日もリッキーさんの香りがするので、いると思いました!」と言ってくれる様になった。名実ともに「これがRickyの香り」になっていったのであった。それから今日まで、「僕の愛用香水はPLATINUM ÉGOÏSTE」なのである。

※よく勘違いされる、嘘みたいな本当の話を1つ。
僕は20年来のGACKTさんのファンであるが、「GACKTさんがエゴイスト プラチナムを愛用している」と知ったのは、購入した後のことである。
どうやって知ったかと言えば、時は香水をつける様になってから1週間くらい経った頃。友人Y君と昼ご飯を食べるために外出したときのこと。「お前、GACKTの匂いしない!?」などとのたまいはじめる。最初は意味が分からず爆笑したのだが、彼にはちゃんと根拠があった。彼が当時アルバイトをしていた都内飲食店に、GACKTさん本人が訪れたことがあり、Y君はその時にGACKT様御一行を接客したスタッフの1人だった…!だから、「直接かいだことあるから間違いない!」と言う訳だ笑。流石に運命を感じたね(あまり信じてもらえないんだけど…笑)。

I felt something uncomfortable.〜違和感〜

とは言ったものの、実は現在”BLEU DE CHANEL“(ブルー ドゥ シャネル)も持っている笑。2024年8月〜2025年1月の半年間だけ、僕の身は彼に包まれていたのさ。それには少々ショーもない理由があるのだが…。

2024年7月中旬、エゴイスト プラチナムを切らしてしまったときのこと。川崎駅のINCLOVERというお店に行ったら、店員のお姉さんに「エゴイスト プラチナムの取り扱いがなくなった」と言われてしまったではないか。お恥ずかしながら、この時はCHANELの公式サイトから購入できることを知らなかった笑。まあ無いものは仕方ないってのと、その場では「そろそろ別のものを試してみても良い頃かな?」なんて思ってしまったのさ。正直、気付けの意味も成していた香水が無いことの方が、僕にとって一大事だったしね。

で、BLEU DE CHANELは世界中で人気の香りなだけあって、とても良い香りだ。キムタクこと木村拓哉さんの愛用香水でもあるらしいので、やはり良い男の香りであることは間違いない笑。まあ分かりやすく言うと、「はい、CHANELの香水です」みたいな香りがする。販売員さんと話しながら、様々なブランドのものを見せてもらった上で、自分なりに納得して購入した。案の定、評判は悪くなかった。自分的にも割と気に入っていた。しかし、年が明け、長いインフルから立ち直った頃…ついに自分の中の違和感を隠しきれなくなる。「な〜んか違う気がするんだよな。何なんだろう…」別に体調は問題なかったが、モヤモヤする様な感覚が続いていた。

Reunion〜再会〜

違和感の正体は…香りだった。そりゃそうだ。10年近く僕を励まし、背中を押し、勇気づけてくれた「あの香り」がしないんだからな。確かに良い香りはする。だけど、あの「よっしゃ!行くぜ!」ってスイッチがどうも入りきらないというか…。新しい香りには慣れてきたつもりだったし、多少は馴染んできたと思っていた。だが無意識レベルでは、「違う!」と判断していたんだろう。そう思い始めてしまったが最後、僕は無性に「エゴイスト プラチナムの香り」を味わいたくなった。その2日後には、僕はCHANELのオンラインショップがないか検索していた(すぐに見つかった)。給与が入ったばかりだったこともあり、迷わずポチったのであった(100mlの、大きい方をね!)。
2/1(月)、ついに再び、新品のPLATINUM ÉGOÏSTEが届く。半年ぶりに一振り。「あぁ…お帰り相棒。」そうつぶやいてしまったね。この先、コイツがいない生活なんてもう考えられないぜ。ま、そうは言ってもBLEU DE CHANELだって、とても良い香りさ。あえて印象や意識を変えたい時とか、シチュエーションに合わせて、上手く使わせていただこうかな。
最後に、PLATINUM ÉGOÏSTEとBLEU DE CHANELの写真を添えて。

という訳で、今回も最後まで読んでくれて本当にありがとう!
また会おう!
〜To Be Continued〜

H O M E

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です