無意識とコンフォートゾーン、ゴールとエフィカシーの関係

どうも、Rikiya The Powerです。The Power Blog、本日で4周年!今日まで応援してくれた皆、本当にありがとう!
また、前記事の影響もあって、色んな人にWebサイトをご覧いただいたらしい。改めてありがとう!しかし、2年前はほとんど検索結果の上位に出てきていたThe Power Creationが、7/20(土)のお昼時点で、表示すらされていないではないか笑。その代わり、このThe Power Blogと、僕のXがヒットする…笑。

というわけで、改めてGoogleの検索エンジンにWebサイトを認識させるための作業を完了させた。つまり、Google Search ConsoleとXサーバーのDNS設定を行い、ちゃんと所有権の確認をさせる作業を行なった。7/21(日)の16:30には完了したので、少しずつサイトを改善したり更新することで、いずれ検索結果にも表示されるようになるだろう。

※9/20現在、”The Power Creation”の検索結果は僕のサイトがトップに表示される様になっている!

さて、これから何かを始めようとする(始めたての)挑戦者の多くは「実績もないのにできるわけない」とか「君の成績では難しい」みたいな、余計なことを言う(エフィカシーを下げてくる)典型的なドリームキラーに遭遇する確率が高い。というより、大抵の相談話を耳にしていると、「テニスプレイヤーに野球の投球フォームの相談してどうすんの?」みたいな場面ばかりに遭遇する。あるいは、「アメリカの大学院に行くために対策してる人が、英検3級くらいの高校生に英語の論文について相談する」みたいな事件まで起こっている笑(分かりにくい?笑)。ましてや、ゴールと自己評価を勘違いしているパターンが多過ぎて哀れになることすらあるわな。

ではおさらいとして、「(ゴールを達成する)自分の能力に対する自己評価」をエフィカシーという。「僕/私は○○を達成できて当然だ!」って状態が最高だね。驚く人もいるかもしれないけど、例えば「東大合格」とか「社長になる」って、ゴールになりえないのね。というか、職業自体はゴールになりえない。なぜなら、それはエフィカシーの一部だからだ。「こんな企業を創り、そんな社長としてあんなことを実現する」はゴールになりうるけども。東大合格を例にすれば、「僕/私は〇〇を実現するのだから、東大法学部くらい出ていて当然だ」というのがエフィカシーだ。イメージできたかな?

さて、自分が目指すゴールが明確な前提で、その達成に必要なのは、その業界における実績でも成功体験でもない。本人の高いエフィカシーだ。「知識と技術は必要でしょ?」って疑問が湧くかもしれないけども、そういう類のものは、ゴールを設定できて、エフィカシーを上げる過程で勝手にどんどん付いてくるものだから、最初に心配することじゃないってこと。リソース(お金とか人脈とか)の心配すら、最初にする必要はない。これは本記事の後半で少し触れた後、別途掘り下げる必要があるけど、「心の底から達成したいこと」を認識した瞬間、勝手にその方法を探し出すメカニズム(ホメオスタシス)が働くようになっている。繰り返すけども、ゴール達成のために、最初から実績も根拠も必要ない

仮に、ある人が最大瞬間風速だけ「月収100万円稼いだ」とする。そのために必要経費が80万円かかっていたとして、「僕は月収100万円稼ぎました」と言った場合、実質20万円の利益だけど、「嘘は付いてない」わな。税金等を考慮したら、手元に残るのは15万円くらいだろうか。これを実績と呼ぶとしたら、その実態は何でも良いってことにならないか?数字だの実績なんてそれっぽいものを適当にもってくれば「実績がある」ことになってしまう。

まあ、「金融リテラシーなり会計の知識を学びましょう」って話でもあるけど、詐欺師なんかはこういうカラクリを超巧みに駆使して人を騙すわけだ。ビジネスにおける考え方としての「実績重視」を否定するつもりもないけど、そればかりに囚われて視野が狭まってないかは注意が必要だよね。「これからのこと」を考える上で、実績は「良くて最適解」にしかなり得ないと思うんだ。例えば「前回の大会で1位だった」という実績は、それだけの実力がある証拠にはなりうるけど、「次も1位である」ことを保証するものではないよね。

もちろん、実績はあって良いし誇って良い。自分の自信の根拠となる様な、自分の一部だしさ。ただし、あくまでも「ゴール達成のために、今この瞬間、実績も根拠もなくて良い」ってことは覚えておこう。むしろ最終的なゴールは「現状のままの私じゃ達成できない」くらいのものじゃないと、現状の範囲内にゴールを設定していることになってしまう。完全に分かるなら「変わる必要ない」ってことだし、コーチングではそういうものをゴールとは呼ばないのね。いずれにしても、ゴールにおいて大事なことは、そのゴールが「止められてでも達成したいこと」であること(これも次回で掘り下げる)。

ゴール達成のために必要不可欠な作業とは、エフィカシーを上げること、臨場感を上げること。上げる方法は沢山あるけども、伴って無意識がどんどんクリエイティブに働くようになるんだな。その過程で、達成方法が自動的にどんどん見つかる様になる。それをコーチングの世界では”Invent on the way”と表現する。別に「無意識に全部任せましょう」だけで終わらせる様な、無責任なことを言うわけじゃなくて、そのためのお手伝いをするのもコーチの役割だ。

実際、無意識って超クリエイティブで並列的なものだよね。その瞬間ごとに、意識に同時に上がってくる(あるいは意識的に上げる)ことって精々2,3個が限界だろうし、集中力の維持も大変だけど、心臓を動かしたり、息をしたり、消化することって半自動的で、無意識で同時に行ってることでしょ?「お〜っと油断してて心臓2分止まってたわ!」とか言って、意識的に「フン!フン!」とか言いながら動かすなんてありえないじゃん?笑(「できます」って人は、ぜひ会ってみたいのでご連絡いただきたい笑)。

常にお腹の満腹具合(減り具合)とか喉の潤い具合(乾き具合)なんて意識してないけど、補給が必要にあったら自動的に「腹減ったなー」「喉乾いたなー」って意識にあがってくれる。いや、わざわざ「喉乾いてきた。右手でコップを持って中に入ってるジュースを一口分飲もう」なんて言葉で認識してないはずだ。慣れた作業、重要度が高い(生命に関わるとか)と判断されていることにおいては、無意識様の働きのおかげで、脳が余計な労力を払わなくて済むようになってるんだな。

他にも、カフェで作業なり勉強に集中しようって場面で、周囲の音とか視界に入ってることを常に、全て意識(認識)してたら目の前の作業に集中なんてできるわけないわな。つーか、全てを本気で認識なんてしてたら、脳の消費エネルギーがエグ過ぎて餓死するね。メガネをかけてればフレームは常に視界に入ってるし、鼻の頭だって常に見えてるし、人の動きは視界に入り、話し声が聞こえ、何かしらの音が常に鳴ってるはずなんだ。だけど、むしろ自室に閉じこもってるときより集中できたりするわけだ。別途記事にする予定の「スコトーマの原理(心理的盲点)」やRAS、これらの「ロックオン・ロックアウト」についても知る必要がある。だけど、少なくとも「いかに無意識の力がスゴいか」ってことは大体イメージできるのではないかと思う。これをゴール達成に利用しない手はないよねってことでもあるんだな。「じゃあどうやって利用するの?」って質問への答えの1つが、まさしくエフィカシーを上げること、臨場感を高めることだ。

臨場感とエフィカシーと上げるために

これは以前、初めてエフィカシーとアファメーションについて解説した記事でも書いたけど、人間は「臨場感の高い方を現実と認識する」んだよね。アファメーションとは言葉の力で臨場感を上げていく手法で、その基礎を理解できるオススメ書籍として、苫米地英人博士の本を紹介したんだったね。

ここでは、臨場感についてもう少し掘り下げてみよう。映画館でホラー映画を見ている場面を想像してほしい。あなたにとっての臨場空間は「映画館でイスに座ってスクリーンを見ている」のはずだ。しかし、少しずつ作品の世界観に引き込まれ、いつの間にかそっち側に臨場感を感じていく。だから、鳥肌が立ったり、手のひらに汗をかいたり、驚いて心拍数が上がったりするんだな。このとき、「臨場感が高い方」は映画の中の映像と音声で作られた世界だよね。「作り物」と分かっていたとしても、臨場感をおぼえるわけだ(厳密に言えば、現実との区別が付かなくなっている訳ではない)。この時、スクリーンの前に座るあなたの前の現実であるはずの「2列前に座ってるお姉さんが自分の腕時計を見た」とか「目の前の少年がポップコーンをこぼした」とか「右前のおじさんが足を組み直した」とか…そんなことは(ほぼ)気になっていないし、気付いても大抵すぐに忘れる。まあ、ホメオスタシス・フィードバックが情報空間にまで広がっていて…なんて小難しい話は、またの機会にしようじゃないか笑。

小説を読んで涙するのも、同様の現象が起きてるよね。「文字が並んでるだけの紙の塊」を眺めて臨場感を覚えるという意味では、映画よりレベル高いことしてるよね。ちなみに男性諸君がセクシーな大人ムービーを観て興奮するのだって、基本的な理屈は映画の例と同じだな笑。寝っ転がってスマホを触わりだしたときはともかく、しばらくすると画面の中の世界に意識を奪われている。興奮状態の時に「俺は寝っ転がってスマホの画面を見ているだけだ」なんて考えてないわな笑。画面の奥の映像世界に臨場感を感じているからこそ、実際には行為をしていないのに…!。

ここまで分かれば、「ゴール達成、エフィカシー、臨場感、無意識」の重要な関係について少しずつイメージできてきたのではないかと思う。もちろん、関連してもっと詳しく説明したいテーマは沢山あるけども、本気出したらそれぞれの話題について長い記事を書くことになるので、一旦これくらいにしておこうか…。

いやいや、「コンフォートゾーンとエフィカシー」については少し掘り下げておかないと、タイトル詐欺になってしまうな笑。と言うわけで、仮に今見えてる世界(現状)が年収300万円だとする。ボーナス0としたら月収25万円だ。しかし、自分の自己評価(エフィカシー)が「俺の年収は当然2,000万円だ」で極まってる場合、25万円しか入って来なかったら「おかしい!」と違和感を覚えるわな。これは、現状すでに年収2,000万円の人の立場になって考えてみると分かりやすいかもしれない。ある月、彼の収入が突然25万円になったら「ヤバい…!!何が起こった!? 」くらいパニックになるはずだよね。早い話が、年収2,000万円側の臨場感を高めようぜってことだな。

自分のコンフォートゾーン(快適な領域、心理的な安全地帯)からズレたとき、ホメオスタシスは臨場感が高い方の現実(自己評価にふさわしい状況)なり安全地帯に「急いで戻そう」と働くんだよね。暑くなれば汗をかき、寒くなったら震える仕組みのことだね。エアコンなどに使用されているサーモスタットみたいなものだ。エアコンを「25.0℃」に設定したとき、サーモスタットは「24.99℃」と「25.01℃」で作動するわけじゃない。そんな設定だったらすぐぶっ壊れちゃう!笑。反応するまでにある程度、温度に幅があるんだな。人間の場合も同様に、個人差もあれば、その日の体調や服装などにも左右されて、ある程度の幅がある。その幅(許容できる範囲)を「コンフォートゾーン」と呼ぶ。そこからズレた瞬間、「暑い」とか「寒い」と勝手に反応し、汗かいたり震えたりするんだね。

これらを踏まえて考えると、ゴール設定とエフィカシーを上げる作業は、「ここが快適なエリアだ」「自分はこういう人間だ」と判断する領域を設定し直し、実際に調整する作業とも言える。「こうなって当然の未来」の自分のコンフォートゾーンに合わせてホメオスタシスを働かせたら、もう「命削って努力」とか必要じゃないのよ。ソイツはきっと、当たり前みたいにトレーニングするなり、学び、行動してるはずだわな。ソイツって誰…?あなたさ。で、そうなるためのお手伝いをするのがコーチとしての僕。ほとんどの場合、自分1人で全て行うのはヒッッジョーーに難しい。「本当にこれは自分の夢なのか?」とか考えるときはもちろん、意識の使い方を学ぶにしてもそう。ドリームサポーターたる第3者(コーチ)による補助があった方が、確実性は増す。だから、「やりたいと思ってることはあるけど、実行できない」なんてお悩みはもちろん、「漠然とした理想はあるけど、実際どうして良いか分からない」なんて考えてしまう方は、ぜひご相談いただきたい。まずは慎重なゴール設定から始め、達成するためのお手伝いをするので、ご安心くだされ。電話、メール、LINEなど、The Power Creationの”Contact”に記載してあるので、お好きなふお方で連絡いただいて構わないぜ!

The Power Creation

というわけで、今回も最後まで読んでくれて本当にありがとう!
また折に触れてコーチング理論や考え方のコツを共有していこうと思う。

では、また会おう!
〜To be continued〜

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