過去すら変える魔法の言葉

どうも、Rikiya The Powerです。

世の中は、自分の力では直接操作できないことで溢れている。
事故、病気、トラブル、棚ぼた、人との出会い、別れ、過去…。
良くも悪くも、自分の意思でどうこうできるものじゃないことって、けっこうある。

ところであなたは、既に起こったことをどう捉える癖があるだろうか。
(「場合によるだろ」とか言うなよ笑)
「過去を変えたい」とか「あの頃に戻りたい」と思ったことはあるかな?
もし、あなたに苦しい過去があったとして。
過去を挽回する方法がある」としたら…どうする?

今回もいつもの様にアップデートをお届けするが、僕が今回展開する記事の中でも、「物事の捉え方」に注目しながら読んでみてほしい。
サンプル1でしかないかもしれないが、参考になる所もあるかもしれない。

何が言いたいのかについては…
本記事の「終わりに」で答え合わせをしよう!

Contents

真那さんの決意〜美容師アシスタントさんの挑戦②〜

濱田 真那さん…

ちょうど2ヶ月前くらいだろうか。
僕が普段お世話になっているスーパー美容師の木下さんと、アシスタントのMさんについてお話させていただいた。

そのMさんこそが本章の主役、真那さんだ!
※このたびご本人達の許可を得て、前記事も本名に直してある。

前回の登場記事では「真那さんがマッサージ師になるかも!?」なんて話を展開していたのだが、その話に新たな展開があったので共有させていただく次第だ。

時に12/16(木)
豊田さんのディナーショー前日ということもあって、ル・シエルにお邪魔していた。
そこで、衝撃の報告を受けることになる!

なんと…真那さんは1月いっぱいでル・シエルをご卒業なさることが決まったという…!。
えぇぇぇぇぇ!!(マジで!?)
マジだ…。この日の数日前くらいに決まったことらしい。
とはいえ、実は残念な話ではないんだな〜笑

真那さんは、過去記事でお話ししていたマッサージの師匠のお店で、自身もマッサージ師として働くことになった。
加えて、真那さんが極めようとしているものはもう1つ。
マッサージと同様に定評ある、ヘッドスパ!
(今のところ、マッサージ店では平日に週1,2で働き、別のヘッドスパの専門店でも同時に勤務する予定とのこと。)

本格的にマッサージの道を極めることを決めたらしい。
(便宜上、ここでは全身マッサージもヘッドスパも、広くマッサージに含めさせてもらう。)
美容室でのテスト運用においてしっかり結果を出し、改めて自分の心の声に従っての決断。
なんと素晴らしいことだ!!
というか、さすが木下さんの元にいるだけあって、決断から行動までのスピードが速い!笑

真那さんのマッサージの腕前は疑いの余地がない。
もちろん僕の個人的な感想だけでなく、他のお客様たちからも高評価を獲得し、リピーターもいる。
「好きこそものの上手なれ」とはよく言ったもの。
真那さんは元よりマッサージをすることが好きで、実際にセンスも抜群。
サービスを受けるのは今回で3回目だが、施術を受けるごとにますます腕前が上がっていることが分かるほど…。

更に本格的に極める先で、「真那さんが独立してお店を持つ」という未来も想像に難くない。
ックゥウウウ!!痺れるな!むしろ、ガンガン極めていただきたい!

それにしても、今までは月に1回の美容室が僕にとってのリセットだった。
木下さんのカットで整えていただくとき、鏡越しに見える、落ちていく切られた髪。
髪の毛と一緒に、1月分の溜まった余計なものも落ちていく感じがする。
さし後に真那さんのマッサージで凝りをほぐしていただき、神田さんと須賀さんに元気をもらう…。
雑談混じりにいろんな話を聞かせていただいたりして、本当に、すごく良い空間なんだ。
だから、1月いっぱいで真那さんがいなくなってしまうのは何だか寂しい気もする。

しかし!
その先では、真那さんのマッサージのグレードアップ版を施していただけるわけだぜ?
先述の通り、マッサージ師としてだけでなく、真那さん自身が道を切り開いていくストーリーも楽しみだ!
寂しいどころか、楽しみが増えただけだったな!笑

https://beauty.hotpepper.jp/slnH000342522/stylist/
※リンクはLe Ciel 武蔵新城(HOT PEPPER Beauty)のスタイリストページ

というわけで、今後の真那さんからも目が離せないぜ!

貴賓館〜異世界〜

12/17(金)!待ちに待った豊田さんのクリスマスディナーショーの日!!

この日は投資家T氏の粋な計らいにより、品川シーサイド駅からすぐ近くのホテルに泊まったんだよね。
(「ショーの前に用がある」とおっしゃるので、着いて行ってみたらホテルだった!イケてるぜ!笑)
午後からT氏と合流し、ホテルでアレコレと話しながら、期待に胸を躍らせていた。

エントランスにて

あっと言う間に夕方を迎え、いざディナーショー!
会場は、プリンスホテル高輪の別館、貴賓館だ。

グランドプリンスホテル高輪、公式ホームページより

ここ貴賓館は、結婚式でも利用される。
夜のライトアップは妖艶さを放ち、その荘厳さはこれまで見た建物でも最高峰…。
(あっけにとられすぎて、色々写真撮り忘れてもうた!ごめんね!)

第二部に申し込んでいた僕たちは、ショーの前にディナーをいただいた。
18:30〜ゆっくり1時間半弱、高級フレンチのフルコース!

正面にいらっしゃるのは、投資家T氏(ほら、実在しただろ?笑)

食前にシャンパン。
その後、料理に合わせて白ワイン、赤ワインが注がれる。
一級品ばかりで、ただ度肝を抜かれるばかり!
お酒が美味しすぎて、それぞれ1杯ずつはおかわりしてるしな…。
次々に運ばれてくる料理は、オシャレで綺麗なものばかり!
終始感動しっぱなしだ笑
(周囲には料理を1つ1つパシャパシャ撮る人もいたけど、何だか気がひけたので、皆が集まる前のこの1枚だけ。)

マジで貴族すぎた…。
食事代はチケットに含まれているので、本当に採算とれてるのか心配になるレベル笑
本当に豪華で、ショーの前に鼻血出すかと思ったよね笑

そうしてディナー終盤、良い感じにお酒も効いてくる。
「いよいよだな〜!」なんてワクワクしている僕ら客陣の前に、まさかの方からご挨拶。
なななななんと!豊田音楽事務所の社長であらせられる、豊田さんのお母様ではありませんか!
1つ1つの席に挨拶回りをしていらっしゃる…。

一番隅の僕らのテーブルにまでご挨拶くださった…。
しかもこのRikiya The Power、お母様に認知されてしまっていたではないか。
「あら!Rikiyaさん…?やっとお目にかかれてうれしいです!本日おこしくださることを娘が大変楽しみにしていて、お若いのにとても頑張っているということをうかがっており…(略)」

いやいや!恐れ多すぎて本当に恐ろしいな…!
ぶったまげすぎて、飲んだワインが身体中の毛穴という毛穴から蒸発した!
(手に持っていたワイングラスだけは落とさなかったので、ギリセーフ笑)
まさかお母様ともお話しできるなんて、光栄!!

まったく…ショーの前から大興奮祭りだったな笑
そして…

本物のオーラを纏う者

20時からの1時間。
豊田さんと、リッキー・ロドリゲスさんによるショータイムだ。
なんと最前列!目の前で楽しむことができた!
(何度か目が合い、少々気恥ずかしい笑)

豊田さんが現れた瞬間、会場の空気が変わる。
今までに感じたことのない、緊張とふわふわが入り混じった様な、不思議な感覚。
世界一優雅な会釈とともに、1曲目の演奏が始まる。
豊田さんが鍵盤を押し込む。指先を伝わり、ハンマーがピアノ線を打ち、オルガンが音を奏でた刹那…更に空気が変わる。
最初の1音、何かが心の奥に響いてくる…。

曲が変わるごとに、またその曲のストーリーにそって、豊田さんの衣装、表情、動きが変わる。
リズムに合わせて笑い声をあげたり、セリフが入ったり…映像ですら見たことない光景に、釘付けになる僕。
美しさや溢れ出る気品はもちろんのこと、曲の世界に入り込む豊田さんに「本物のアーティストのオーラ」を肌で実感する。
(これが…「纏う」ってやつなのか…!)

リッキーさんとのセッション序盤、曲目は『君をのせて』
個人的に思い入れのある曲でもあり、またも心を揺さぶられる。
ケーナやサンポーニャなどを得意とするリッキーさんと、ピアニストの豊田さんが織りなす、ただ1つのアート。
ひたすら感動するのであった。

ショーの中盤、ついに『Galaxy』の生演奏。
思えばこの日までに、いろんなことがあった。
17日という1日だけでも色々あって、ただでさえジェットコースターの様な1日だった(後述)。
あまり自覚はなかったが、疲れが出かかっていたのかもしれない。
そこへ、「出発」をテーマにした、これまで何度も聴いてきたGalaxyの旋律が奏でられる。

違った。全く。
同じ曲のはずなのに、あの響き方の違いをどう表現して良いかわからない。
LIVEのすごさか…?
穏やかに、でも時に力強い目で演奏する豊田さんの表情と、その旋律の力。
心のバリアの様なものがスゥ…っと消える感じ。
ただひたすら引きこまれてしまった。
抱えていた複雑な思いが浄化されるかの様に、自然と涙が込み上げる。
(そのまま号泣しちまわなくて良かった笑)

最後は、フランツ・リストの『ラ・カンパネラ』で終演を迎えた。

カンパニュラという名で知られる、同じ名前の花がある。
花言葉は「感謝」だ。
豊田さんは我々リスナーへの感謝を述べ、演奏してくださった。
でも、本当に感謝しなければいけないのは我々の方だろう。

僕たちは、お金を払ってショーを見に行ったのではない。
チケット代を払ったら、金額以上のプライスレスな体験をさせていただけた。

最高の1時間はあっという間に過ぎ去り、アフターパーティへと続くのであった。

施される『黄金のアデーレ』。

※撮影は4枚とも投資家T氏。

写真のピアノは、ショーにて豊田さんが演奏なさったもの。
世界に25台しかない、Bösendorfer(ベーゼンドルファー, ウィーンに本社を置くメーカー)のものだ。

※「ピアノの魔術師」として名高い19世紀の音楽家、フランツ・リスト。
ただでさえ演奏が難しいとされる『ラ・カンパネラ』は、元々ニコロ・パガニーニという神業バイオリニストの演奏を聴いたリストが衝撃を受け、「ピアノのパガニーニになる!」と決意し、何度かアレンジを加えて今の形に落ち着いたもの。
ちなみに、リストが最初に完成させたものは『パガニーニの「ラ・カンパネラ」の主題による華麗なる大幻想曲』というものだったが、「難しすぎてリストにしか弾けない」とまで言われていたらしい笑

「指が6本あるのでは?」と噂されるほどのリストの超絶技巧は、「演奏に予備のピアノが必要」「リストの演奏に耐えられるように、職人がピアノの製造方法を見直した」と言われるほど激しく、何台もピアノを壊している。
この度豊田さんが演奏なさったピアノは、そんなリストの演奏に耐えることができた、数少ない貴重なピアノの1つ。滅多にお目にかかれることはなく、今回のディナーショーのために特別にご用意いただいたとのこと。

また、ピアノに施されている金色の絵は『黄金のアデーレ』という。
「オーストリアのモナリザ」の異名を持つ。
アデーレ・ブロッホ=バウアーを描いた、グスタフ・クリムトの作品だ。

『黄金のアデーレ』をモチーフにした黄金の衣装に身を包む豊田さんもまた、アデーレに負けない華やかさであった。
(僕、豊田さん、T氏っていう構図の3ショットがあるんだけど…今は載せられないんだよね笑
機会があったら公開させていただこう! )

アフターパーティでかましたギャグ…

ショーの後には、およそ1時間のアフターパーティがあった。
そこにはゲストのリッキー・ロドリゲスさんの姿も。
南米ペルー出身のリッキーさんは、本名はリカルドさんとおっしゃるらしい(リカルドを縮めて、リッキーとのこと)。
もちろんご挨拶させていただいたのだが、ここで僕はひとネタぶっ込んでしまう!

「リッキーさん、素晴らしい演奏ありがとうございました!実は、僕もリッキーなんですよ!」

危うくぶっ飛ばされるかと思ったが笑
「はっはっは!笑 本当ですか!この様なスマートな方と一緒なんて嬉しいです!」と気さくに返してくださった。
(なんとお優しいんだ…。)
ファーストネームがRikiyaだから、ニックネームでリッキーとも呼ばれるってネタばらしをしたところで、先の本名(リカルドさん)のくだりをお話してくださった。
その後もペルーの良さや日本での音楽活動等についても教えてくださり、とても貴重なお話しをうかがえた。

https://www.tepito.jp/delfines/rickey/
※リンクは、リッキーさんの所属事務所 公式HP

パーティでは豊田さんとも改めてお話しすることができ、本当に良い時間を過ごせた。
そこでもおいしいお酒を堪能でき、色んな方とお話しできて、優雅な時を過ごすことができた。

ディナーショーに参加していたお客さんたちは実に高級な方々ばかりで、僕たち2人が若造すぎて恐れ多いくらいだった笑
中には大企業の社長さんや、省庁の幹部クラスの方もいらっしゃった。
先述の3ショット写真は、その社長さんが撮ってくださったのよ…。
マジでヤバい会でしょ?(語彙w)

とまあ筆者のリッキー、終始大興奮のディナーショーだった笑。
2021/12/17という日は、この先もずっと僕の記憶に刻まれ続けるであろう。

こんなブッ飛び体験の場に、T氏と共に臨めたことが何よりうれしいぜ!
(一緒に来てくださり、本当にありがとうございました!)

奈落の底で高笑いする男

決して楽しいことばかりだったわけじゃない。
ディナーショーが行われた日のお昼には、今のThe Power Projectにとって致命的といえるアクシデントに見舞われていた。

前記事で登場したシャ・オウなど比べ物にならないほど強烈なパンチ!
まったく、少し減量してスーパーフェザー級(58.97kg以下)の試合に出場したはずなのに、ヘビー級の選手にフルスイングで殴られる的な?(ボクシングの話ね笑)

ただし、今回の問題は「ビジネスマンとしての僕」の甘さに起因している。
本案件に関する期日、金額、要件設定など、ビジネスの上でも重要な部分を互いにハッキリさせていないまま少々時が流れてしまっていた。
相手は一応知り合いとはいえ、企業の代表。
話し合いの必要を感じながらも中々実現できず、作業を始めていた僕。
しかし、「着手はもう少し先だ」と思っていた相手方との間に認識の違いがうまれており、言った言わないの論争に発展しかけてしまった(実際に争ったりケンカはしてない笑)。

そもそも僕の最優先事項は、デイトラ卒業だったはず。
それは、現場を打破し、僕発信で色々と展開していくためにもマストで必要なこと。
なのに一番リスクの高いシナリオを優先しようとして、危うく頓挫寸前に!
たいへん馬鹿馬鹿しく、我ながらお恥ずかしい限りだ笑

…と、このアクシデントについて感情むき出しに批判しまくり、スッキリしたふりを味わうつもりはない。
第一あなたは、そんなThe Power Blogを読みたいかい?
ブツブツ愚痴ってるだけのRikiya The Powerを見たいのかい??
満場一致で”No”のはずだね。
例えどんなにピンチに見えても、未来を熱く語る僕でありたい。

ま、生きていれば何かしらムカつくことくらいあるし、思う様にいかないことって沢山あるよな。
不平不満を言おうと思えば、皆いくらでも出てくるだろう。
しかし、どんな場面においても、それが「何の意味もないことだ」って自覚しなきゃいけない。
だから僕は、愚痴みたいな「言っても意味ないこと」は滅多に言わない。
過去の話をするときも、未来を明るくするために必要な材料として話すことを心がけている。

実際、この日の僕は違った。
少し前の僕なら、目の前の事実に意気消沈し、またも考えすぎの知恵熱でダウンしていたかもしれない。
だが偶然にも、数日前に脳内のノイズが消し飛ぶくらいの開き直り方をしていた笑
また、このショックのおかげで、やっといくつかの重要な気づきを得られた。
おかげで、夜ホテルに戻るころには、全く違うシナリオを描けるくらい前を向いていた。

さて、ホテルに戻った後。
T氏、キャメル氏とのミーティングが行われた。
今までになく熱い、激しい話し合い…。
互いを批判するようなことは一切なく、思いのたけをぶつけ合いながら、今後のことなどを具体的に詰めていく展開だ。
(「これぞ本気の話し合い」って感じだったな笑)

そうして夜中の3時前。僕とT氏は度肝を抜かれることになる。
さっきまで千葉にいたはずのキャメル氏が、僕らのいるホテルに現れた
話し合いによって滾ったキャメル氏の思いつきで、タクシーに乗ってスッ飛んで来たのである笑
しかも!この瞬間がT氏とキャメル氏の記念すべき初対面!!
僕も、カオスセンターのSV依頼、数ヶ月ぶりの再会を果たすこととなった。
※お2人は、Zoomによる画面越しでしか顔を合わせたことがなかった。
良い顔をした2人の写真を撮ったのだが、まだ公開できないのが残念でならないぜ!笑

先の豊田さんの生演奏にも通ずるかもしれないが、やはり画面越しと実際に会うのとでは、互いの印象もだいぶ違うらしい。何より、この日でお2人の絆がさらに深まったことがうれしい。

朝の6:30まで話し合いは続く。
投資家T氏が先に眠りにつき、キャメル氏の帰還と共に、幕を閉じたのであった。
(チェックアウトが11時だったので、僕も少し寝た笑)

翌日、19日にはプロデューサーMと会って来た。
彼の家の近くにある、いつものカフェ。
久しぶりに2人でゆっくり話すことができた。
来年始まる給食プロジェクトのことや、互いの現状についての意見交換。
これまた、とても有意義な時間となった。

年明けの再会を約束し、別れたのであった。
M、忙しい中ありがとう!

たらればの世界に、未来はない〜終わりに〜

誰かが「もし〜だったら」という言い回しをするとき、そこには必ず「今ここにはない」という前提がある。
だがその文脈によって、結論は大きく2つに分かれる。

1つは、「実現したらどんなに素晴らしだろう」と未来に胸躍り、挑戦に乗り出すとき。
1つは、「そうしたら今頃…」と、過ぎ去った記憶への未練を嘆くとき。
我々は後者を「たられば」と呼ぶ。

※戦略などのシミュレーション的文脈は、あくまでも挑戦のためとする。
それは近未来における、成功を手繰り寄せるための仮説であるはずだ。

たらればの魔力は凄まじく、僕もその魔力に取り憑かれたことがある。
隙アラバ雑念。特に、やらなきゃいけないことがあるのに動けないときとか、虚無感に襲われてボーッとしてるときなんかは、悪魔のタラレバスイッチが入りがちだ笑

さて、強力であることはたしかだが、不平不満にせよタラレバにせよ、なぜ人はこうも無駄なことに囚われるのか。
誰に頼まれたわけでもなく、わざわざ自滅していく様なものなのに…。
結論は単純。「暇だから」だ。

もちろん、今の僕は滅多にそういうことを考えない。
常にやることがある…といえば簡単だが、そんなことに気を取られて足踏みをしている間に、すべてのことが遠のいてしまう。要するに、そんなことに現を抜かしている場合ではないからだ。
何かで躓いた?ケガをした?
それでも、そこで立ち止まり続けた先に、希望する未来が訪れることはない。
本当に治療が必要なら、病院に行くという選択をとらなければ、最悪は手遅れになる。

立ち止まる、すなわち未来を捨てるも同然だが…本当にそれで良いのか?

な〜んてカッコ付けてるけど笑
僕もこれまでに、くっだらない足踏みのせいで何度も絶好の機会を逃している。
それこそ、悔やんでも悔やみ切れんだろうよ笑
今、あえて思い返してみても本当に馬鹿馬鹿しい。
それでも、その当時は心底辛いことだと思い込んでいたらしい。
そう…思い込んでいただけなんだ。
今なら、「あれのおかげで」って言えるのにな。

あなたにもぜひ、リフレーミングという言葉を覚えておいてほしい。
ある事実、記憶を、どう捉えているか。
物事は、過去の失敗でさえ、前向きに捉え直すことができる。
それがどんな忌々しい記憶であれ、常に「自分の選択である」ということを忘れてはいけないぞ。
「あんなことをされた」「あいつのせいで」と他責で悲観するのは、いとも簡単だ。

一応確認しておきたいんだが…
「前向き」ってことは「未来向き」ということであって、「いつも楽しそうにしろ」ということではない。
前を向いたら見えるものは、まだ到達してない「行き先」じゃないか?
見えてる時点では、まだそこが楽しいのか楽しくないかは、正確にはわからない。
行ってみて、もしそこが面白くなかったら、「どうしたらもっと面白くなるのか」を考える。
「ここじゃ面白くない」「これ以上は無理」という結論に至ったなら、また前を向きなおせば良い。
(もちろん、ずっと走り続けて、それ自体を楽しむことだってできるんだけどな。)
そんな未来思考な生き様を、「前向き」っていうじゃないのか?

過去の失敗、屈辱だと思っていること。
「あのとき、自分に○○が足りなかったかも」と気づいてこそ、これからどう改善すべきなのか、何を高めるべきなのかが見えてくる。それは今、これからのことについて考えるときも同じだ。
努力しようにも、がんばろうにも、何をどうすれば良いか分からない。
そんなときヒントになるのが、過去を踏まえた現状と、行きたい世界とのギャップ。

僕は、どんな屈辱も後悔も、未来の糧にできると信じている。
例え転んでも、また立ち上がって次に繋げていこうとする姿勢…
そんな未来思考の人間でないと、本気で挑戦し続けることは難しい。
だから、あらゆる挑戦はドラマを生み、他の何事にも変えがたい素晴らしさがあるんだよな。

僕はこうも考えている。
目先の欲しいものなんて、この挑戦の先で全部手に入る。
そう、全部。
今がどれだけ大変だったとしても、そんなものは全部挽回してやれば良い。

そういうことが分かってきたときから、過去に囚われて立ち止まることがなくなってきた。
1つのものを失ったなら、違う同等のもの、それ以上のものを掴みに行けば良い。
「簡単に言うな」って?
それが仮に難しいことだとしても、不可能ということにはならない。
そうだろ?

「頭では分かってるけど、悔しくて悔しくてたまらないんだ!」
それなら…今すぐその亡霊をぶっ倒しに行こうぜ!

僕たちはこの先、何度壁にぶつかるだろう。
この先、どれだけの人と出会って、どれだけの奇跡を起こすだろう。
わからないけど、立ち止まってるよりはずっと面白そうだと思わないか?

だから、迷ったら、進む。
楽そうな道と厳しそうな道の分かれ道では、あえて厳しい方を選ぶ。
そうすれば、大抵のことは実現できる。

…というわけで、またもだいぶ長引いてしまった笑
今回も最後まで読んでくれて、本当にありがとう!

豊田さん!
最高に素晴らしいディナーショーにお招きいただき、本当にありがとうございました!
会場の空気感、リッキーさんとのセッション、豊田さんの演奏、表情、オーラを、忘れることはないでしょう。
僕たちThe Power Projectのメンバーは、これからも世界のYuko Toyodaを応援します!

では、また会おう!

〜To be continued〜


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過去すら変える魔法の言葉” に対して2件のコメントがあります。

  1. ナナシ より:

    気持ちが晴れるような爽やかな内容でとても励みになりました。
    関係者一同が納得いく結果が出ることをお祈りします。

  2. 豊田裕子 より:

    リッキー!お越し頂きいただいて、本当にありがとうございました。嬉しかったよ!リアルでその場の空気感が伝わる感想と熱い応援に感謝します。ディナーのくだりでは吹き出しそうになりました笑。来年もよろしくね笑

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